人生、大丈夫。良くなるようにしかなっていない!

今も日々、人生の不安と闘っているまっただ中の自分が、自分を励ますことでその不安を遠ざけ、時には想定される最悪の事態を受け入れ、何とか前向きに今日まで生きてくるのに支えになった言葉や考え方を同じように苦しんでいる人の少しでも救いになればと紹介します。 不安と戦い、悩んでいる中で自分の内から湧き出た言葉の他、本やネットから拾って支えにした言葉もいっぱいあるけど、もはやいろいろ読み漁りすぎて出典元が明確でないので、その辺はなにとぞ大目にみてください。

人生の脚本・演出は神に任せて生きる

主演 自分

脚本・演出 神さま

 (この記事は2分で読めます)

「人事を尽くして天命を待つ」

皆さんもそうだと思いますが、それこそ子供の頃から、こんな言葉があるというのは何となく意味も含めて知ってはいましたが、苦しんでる時に目にすると、心への響き方がだいぶ違って、その深さを改めて思い知らされてます。

今では、日々、自分に言い聞かせている好きな言葉の一つです。

”自分にはとにかく精一杯、日々のベストを尽くし続けることしかできない。

その結果は、天の神様の言う通り(従うまで)”

と解釈しています。

 

人生の脚本・演出は神様の領域なので、自分はその脚本に感謝して、文句を言わず、ただ与えられた役を毎日精一杯演じるのだと。

脚本・演出にまで口出すのはおこがましいのではないか、と。

 

だからと言って、すべて神任せで何も考えず、手を抜いて生きていればいいというものではなく、そこはやはり自分の人生の主人公である以上、その作品に責任はあって、精一杯の情熱と努力とを欠かしては良い作品はできあがらないだろうと思います。

 

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photo credit: ababhastopographer field path via photopin (license)

 

ただただ精一杯に目の前の日々を生きていれば、そのあとの結果は自分の力だけではどうにもならないものなので、あまり気に病む必要はないのではないでしょうか。

「これでいいのだ」 ー バカボンのパパ ー

人生はむずかしいのだ

わしの思うようにはならないのだ

でも わしは大丈夫なのだ

これでいいのだと言っているから大丈夫なのだ

あなたもあなたで それでいいのだ

それでいいのだ

それでいいのだ

どうだ これでいいのだ

これでいいのだ

やっぱり これでいいのだ

 バカボンのパパ、子供の頃は何も分かっていなかったけど、実に深い…これでいいんだね。

 

これは映画だと思えばいいんだ

ロックスターYAZAWAが騙されて事業で35億円もの借金を抱えて、そのときはさすがに落ち込んだらしいのですが、「これは映画だと思えばいいんだ」と思ったとか。その後、数年で借金は完済したそうです。

「リストラされたって、借金を背負ったってそれは役だと思え。苦しいけど死んだら終わりだから、本気でその役を生き切れ。つまり視点を変えれば、気持ちが切り変わるってことなんだ」 ー 矢沢永吉 ー

YAZAWA、やはりカッコいい。さすが伝説。

 

 自分の人生という映画は最後はハッピーエンドだと信じることができれば、人生で起きることなんてすべて通過点。むしろ、何もない人生なんて味気ないものだと強がるくらいの心持ちで生きていけばいい。

 

「こけたら、立ちなはれ」 ー 松下幸之助 ー

「物語は、ここから始まるのだ」 ー 手塚治虫 ー

よし!ここからだ。これまでの経験を糧にして、肥やしにして、ここから盛り上がっていく人生なんだ!落ちたのなら、落ちた以上に跳ね上がってやればいいんだ!

 

無敵のスーパーヒーローではストーリーが盛り上がらない。

DRAGON BALLスーパーサイヤ人も死ぬ寸前までいってようやく覚醒する。

 

そう思えれば、多少の困難もありがたい。その後の成長した自分がつかむ幸せな人生のためのギフトに思える。肥やしでしかない。

いかに自分の人生を面白がれるか?いかに自分の役を楽しめるか?

起きること全てに意味があると感謝して、困難を克服する過程を楽しめるか。

困難を避けられる力が強さではなく、困難に直面した時に、笑って楽しめるかが本当の人間の強さではないか。

人生に起きること全てを楽しんでしまえ!だから人生は面白い!

 

「壁というのは、できる人にしかやってこない。越えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている」 ー イチロー ー

 「高ければ高い壁の方が登ったとき 気持ちいいもんな まだ限界だなんて認めちゃいないさ」 ー Mr.Children 桜井和寿 ー

この困難はとてつもなく大きな壁だと思えたら、それはラッキーです。それだけの壁を越えられる可能性があるほど、自分は成長し、その力があるということ。

 

ダイヤの原石も刀も磨かれて光る、ヒトも磨かれて初めて光り輝く。

困難という経験に磨かれて磨かれて、どんどん光を増していく。

より魅力的な人間へと成長する。

大丈夫!いまは後に輝くために磨かれているだけさ。だから逃げてはいけない!

 

桜のように、春に見事な花を咲かせるものは冬の寒さを耐えたものだけ。

秋に戸惑い、冬を怖れるけど、人生は必ずまた春が来るのだ、花は咲くのだ。

冬を怖れ、冬を避けていては魅了するような花は咲かない。いま、自分の人生に秋を感じるなら、もしくは冬の真っ只中なら、その分、来る春には見事な花を咲かせてやろうよ!

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photo credit: cat_in_136 It is time of early spring. via photopin (license)

 

人生の出来事はすべてが神様の脚本の通り。脚本・演出は神に任せて、自分の人生を映画だと思って主役をやり切る。

うだうだ悩んで悲観して過ごすか、これから盛り返すハッピーエンドだと楽観して過ごすかは自分で選べる。結果は同じハッピーエンドだとしたら、悩んでいる時間がもったいない。

悲観論者はあらゆるチャンスに困難を見いだす。楽観主義者はあらゆる困難にチャンスを見いだす ー ウインストン・チャーチル ー

 

人事を尽くしたら(自分のやれる限りやったのなら)、天命に委ねる(すべては結果、良くなるために起きている)。

人生、大丈夫。良くなるようにしかなっていないんだよ!